【WiiU】新プラットフォーム用ソフト開発の裏側【12月8日発売】
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任天堂より新プラットフォームとして
12月8日にWiiUが発売されます。
WiiUのスペック等については沢山の情報が出回っているので割愛いたします。
本記事では、
開発現場がどのようにして新プラットフォームのソフト開発を行っているのか少しお話いたします。
開発会社にも色々ある
当然ですが開発会社にも色々あります。
私の場合は、主にPS3やXbox360といったハード用のソフト開発を行っていましたが、
他部署ではWiiやそれ以外の携帯ゲーム機用ソフト開発なども行っています。
PS○itaというハードが販売されていると思いますが
そのときの開発情報などを基にお話させていただきます。
ハード検証
ソフト開発会社では
ハードが発売されるよりもかなり前から新ハードを触ることができます。
理由は…当たり前ですが
ハードを検証する必要があるからです。
PS○itaの場合、P○3と開発環境は似ておりましたが
当然ながら異なるプラットフォーム…。
有名ミドルウェアであるScaleformGFxが使えず
HUDが共有できないなどの問題があり、開発に苦労した覚えがあります。
どういったスペックを持ち合わせているハードか?
検証するところから始めます。
開発環境の整備
ゲームは普通、
社内で開発した開発環境などを基にゲーム開発プログラマーが組み立てて行きます。
ゲーム開発プログラマーの作業効率を上げるための環境作りに関しては
ゲームプログラマーの中でもベテランであるゲームエンジン開発プログラマーが開発環境を作ります。
何が使え、何が使えないか…
そういった調査をするのも彼らの仕事です。
ソフト開発
あとはゲームエンジン開発プログラマーのアドバイスを参考に
ゲーム開発エンジニアがソフトの開発を行います。
基本的にはいつもと同じような作業工程になるかと思います。
コンシューマゲーム機から携帯ゲーム機への移植などを行う場合は
新たに画像リソースを用意しなければいけない問題等もでてくることがあります。
デザイナーさんの仕事のほうが増えるかもしれませんね(苦笑)
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